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執筆者の写真Masaki Otsuka

「ヨガ道場 よすが」に込めた想い

「よすが」の意味


「よすが」は、「心のよりどころ」や「頼りになる手段や方法」を表す言葉です。一般的には平仮名で「よすが」と書きますが、漢字では「縁」「便」「因」と、様々な書き方があります。

「心のよりどころ」「頼りになる手段や方法」以外にも、「縁や故郷」「配偶者や子どもなど、頼みになる縁者」「頼みのつな」「手がかり」のことも意味します。

Oggi.jp より)


はい。

みなさん、この「よすが」って言葉はご存じでしたか?


ちなみに僕は1年ほど前まで知らなかったです( *´艸`)



Mrs. Green Apple(バンド)が大好きで、

「BFF」という曲を聞いていた時に、この言葉を知りました。


「よすがに帰る匂いがした 覚えているかな僕たちは、、、」


という歌詞から始まる歌なんです。

とても良い歌ですよ。


気になる方はぜひ聴いてみてください!



なぜこの言葉を選んだのか?


一言で言うと、

なんとなく気に入ってたからです(笑)



2020年の外出規制があった以降、

人と人との距離がやけに離れた気がしたんです。


いや、

気がしたんじゃなくて実際に離れたんです。



飲食店は営業規制がかけられ、

マスク着用を強制され、

Zoom会議やZoom飲みが流行り、リアルで人と会う機会が減った。


利益を追い求め、

効率を追い求め、

自分の私腹を肥やすことだけを追い求める人にとっては

都合の良い世の中になったと思う。



でも、

それって本当に人間らしい幸せなんだろうか?


お金が支配する経済の上で踊らされているだけなんじゃんないか?



・・・・・



僕自身も

2021年にフリーランスで仕事を始めて以降、

なかなか上手くいかないで精神的に追い詰められた時期があったりしました。


何か仕事を作ってお金を稼がなきゃ!

何者かにならなきゃ!

って、

躍起になっていた時もありました。


(今思うと、そういう時期があってよかったなって思っています。)



まあ、そういう時って

なにやっても上手くいかないんですよね。


経験ある方もいると思います。



精神的に安定して安心感がないと、

たとえ今やっていることが上手くいっていたとしても、


「なんか違うんじゃないか?」

「あの人と比べたら自分なんて・・・」


と、思ってしまうんです。



幸い僕自身、

色々なことに手を出しつつも、

ヨガを教えることは続けていました。


僕のヨガクラスを気に入ってくれて、

近所で毎週ヨガを受けてくれる知り合いのご夫婦やマダム達。


その他にも

僕が通っているクロスフィット(ジム)で開催しているヨガクラスで

毎回参加してくれる方がいたり、

定期的に僕がやるヨガクラスを受けてくれる方もいました。



決して多い人数ではないですが、

半年、一年単位で定期的に会う人がいて、

場所があって、

そこでお互いの顔が見えるリアルでの交流がある。


そうするとだんだん

「お客さん」「サービス提供者」

といった立場関係なしに、


「あ、自分はここに居て良いんだな。」


っていう安心感のようなものが芽生えてくる。



「人」と「人」との縁が作られていく。



これは何も突然芽生えるものじゃなくて、

長い時間をかけて徐々に徐々に形作られていくイメージ。



そうなると、

自然と僕のやるべきことが見えてきた気がするんですよね。



この日本のこの時代で、

僕が今できること、やるべきことは

そういった安心感のようなものを芽生えさせること。


そのためには

「心の寄り所」となるような『リアルで人と出会う場所』は

絶対に必要になってくる。



そんな想いで

今回「ヨガ道場 よすが」という名前で

ヨガを通じて、みんながワイワイと集まれるような場所を作っていこうと思いました。


(とある韓国のヨガスタジオに行った時の写真。

ここに行った後から、自分もやりたいって思って動き出しました。)


なんで「ヨガスタジオ」じゃなくて「ヨガ道場」なのか?



一般的にヨガをする場所は「ヨガスタジオ」と言われていますが、

ここでは「ヨガ道場」と名付けました。



ネットが普及した今の世の中って、

その情報や写真、動画を見ただけで

それを分かった気になって、やった気になって、

それで満足してる人が多いと思うんです。



でも、

「実際にやってみたら思ってたのと全然違った」

って体験なんて山ほどありますよね。



僕はヨガを教えているので、

知り合いの人とかに

「ヨガ今度やってみませんか?」

って、聞いたりするんです。


そしたら

「あー、俺カラダ硬いからヨガできないんだよね」

「お医者さんからヨガはやらない方が良いって言われてるんだよね」

なんて答えが返ってきたり。



そこで僕が熱弁をして

「ヨガは身体が硬いとか関係ないんですよ!

むしろ身体が硬い人の方が伸びしろあってやった方が良いんですよ!」

なんて言えたらいいんですが、


あいにく初手から否定して入ってくる人に熱弁しても意味ないなって思っちゃうんです。



向き不向きもありますし、

人としての相性もありますから、なんとも言えないんですが・・・


「とりあえず、やってみれば良いのに」


って思う。



まあ

実績も何もない人からいきなり言われても

そうなるのは目に見えていますので、

僕自身が信頼に値する人にならなきゃいけないというのもある。



「ヨガは人と比べるものではないですよ。」


なんてよく言ったりするけど、

そんなんヨガをやったことがない人に向けていきなり言ったって胡散臭いだけ。


というか、

今ヨガをやっている人でも、

心から納得してる人なんて少数だと思う。



だから、

まずはヨガ、もしくは僕自身に興味をもってもらうような事もやっていかなきゃだし、


興味をもった上で、

実際にヨガクラスの体験に来た時は「また来たい」って思ってもらえるようなクラスにする必要もある。


・・・・・



「道場」っていう言葉には

色んな意味が込められています。


「道を進む場所」「道を究めていく場所」


なんでもいいけど

昔のお侍さんとかが修行をして、

精神的にも肉体的にも高めていくような場所なイメージがある。



つまり「実践」することがベースになっているのが道場だ。



お客さんとして

一方的にサービスを受けて「はい、終わり。」

でももちろん良い。


でも、それってつまらないよね。



内発的動機なんて言ったりもするけど、

自分から


「あ、これってそういうことだったんだ。

じゃあこの場合はこうじゃないかな?」


って、

子供心のようにそこに没頭して楽しんでいく。



与えられたことだけするのではなく、

それを何かのヒントとして様々なことにも応用して、

精神的にも肉体的にも人間として成長していく。



形だけを教えるヨガじゃなくて、

そのポーズ、動きに意思があるかどうかが大事になってくる。


意思があれば、

マットの上でポーズを取るだけがヨガじゃないってことにも気づいてくるはず。



そこまでやって


「ヨガは人と比べるものではないですよ。」


って言えると、やっと伝わるんじゃないかな、なんて思ったり('ω')ノ



「スタジオ」に比べると

「道場」は硬いイメージを持つかもしれませんが、

僕は「道場」を使った方がしっくりくるので、

この名前にしました。



ちなみに、

YouTubeチャンネルの名前も「ヨガ道場」にしていますが、

これも上で書いたのと同じ想いがあったのでこのチャンネル名にしました。



ヨガっていうと

キラキラしたイメージをお持ちの方も多いと思いますが、


「ヨガ道場 よすが」は名前からも伝わる通り、全くキラキラしていません(笑)


どっちかっていうと、日本の古風なイメージですね。



そんな感じの「よすが(心のよりどころ)」を

これから作っていこうと思います。


ご興味あれば、

ぜひ遊びに来てみてください!!



最後まで読んでいただきありがとうございました。


またお会いしましょう👋

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